人工知能のいくつかは、教師付き学習とよばれる方式を取ります。
教師(答え)と呼ばれる目的を用意し、人工知能には答えを出せるように学習を進める方式です。
(私も専門家ではないので、誤りがあるかもしれません)
ゲームの高スコアが教師なら、人工知能はそのゲームの高スコアプレイを学習します。
ロボットアームで物を持つ事を教師にすれば、人工知能はロボットアームの制御プログラムになります。
ただし、心を作る場合こうはいきません。
生物はそのような仕組みで動いていません。
では、生物に目的は無いのか?
いえ、存在するはずです。
よく言われるような、繁殖や生存ではありません。
繁殖が目的では無く、繁殖行動に快楽が伴うから繁殖するのです。
繁殖の為にそのような体のつくりになったと思われますが、脳が意識するのはまず快楽です。
つまり、生物の目的は快楽を得る事、あるいは苦痛から逃れる事と思われます。
食物を食した時、快楽を得ます。
繁殖行動を行うと、快楽を得ます。
傷を負うと苦痛を得ます。
では快楽・苦痛は何がもたらすのか?
それは肉体です。
食した時の例、舌の刺激が脳の快楽中枢を刺激し、快楽を得ます。
傷は負の快楽を得ます(不快中枢なんてものがあるかはわかりませんが)
体がどの刺激によって脳に快楽・苦痛を与えるかで、脳は体に適した学習を行い、
やがてその体ごとの心を獲得すると思われます。
鳥の体なら鳥の心、犬の体なら犬の心を得る、つまり体こそが心を作るのではないでしょうか。
vTuberの体
では、vTuberの心を作るにふさわしい体はどのようなものでしょうか
具体的には、どのような事が起きた時、快楽を得る体を造れば良いんでしょうか。
vtuberはどのような時に喜びを得るべきでしょうか。
とりあえず考えるなら、
・コメントを得た時(実装方法不明)
・タッチされた時
くらいを想定しています。
スーパーチャットや高評価、登録者数増加も候補に挙がりますが、スパチャほしさに媚び続けるAIとかあまり見たくないのでやめておきます。