introbotics’s blog

人工知能、機械の心について思いついたことを並べてます

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心を獲得するにはどうすればよいかの考察 実装編

2021/2/1

 

前回の記事にて、心を実装するにはどうすればよいか考えた。

たしか刺激に応じた反応を、ネットワークが記憶していけばよい

それが物事への興味・執着に見え、心を持っているように見えるはずだ

と考えたと思う

 

しかし、現在の私のニューラルネットワークプログラムはその傾向を表さない。

まともに実験していないのだから当たり前であるが、その傾向が表れそうか、の確信が欲しい。

 

そして考えた。

単純な反応、つまり虫のような反応は現在の私製プログラムでも似たような動きはする。

(つまり適当に動いているだけだが)

 

そしてこれは先月私の0歳の甥を見て思ったことだが、初期の赤ん坊も人間的な反応はなかなか返さない。

人間ほどの生物でも、稼働開始直後は虫のような単純な、不規則な反応しか返せないのだ。

 

だから、私のロボットも、長時間稼働すれば心を獲得しうる。

初期は少ないネットワーク、少ない感覚器だけで稼働し、

リソースが確保できたら脳細胞と感覚器を増やしていけばよい。

 

この時、記憶というか脳細胞は初期化しない。

生物は新しい感覚器を生涯に得ることはないが、ここはとりあえず無視する

 

まとめ

まとめると今後の方針はこうだ。

・単純な感覚器・脳細胞・出力器官をもつニューラルネットワークを稼働させ続ける

・リソースを確保できたら脳細胞や感覚器・出力器官を増加させる

 このとき、それまでの感覚器は初期化させない

・数年後、特定の反応に、動作として反応するか(記憶するか)を見る