脳細胞が増えると人はどうなるのかの妄想です。
明確なデータや実験もない妄想であり、仮説ですらないアイデア段階の記事です。
ニューラルネットワークのプログラムについて、ニューロンを増やすとどうなるのか。
理屈的なところでは何かデータがあるのかもしれませんがうまく見つけられませんでした。
視点1
大脳との連結を断つロボトミー手術では情緒を失う傾向があるそうです。
また、脳梗塞では手足の震え・身体各所の麻痺・失盲などの症状がでます
妄想レベルのガバい思考ですが、稼働中の脳が機能停止することは、部位によってそれぞれの機能を失う傾向にあるようです。
では健常者の脳細胞を増やすと、例えば英語が喋れるようになったり手足が精巧に動かせるようになったりするのか、というと微妙な感じがします。
脳細胞を失うとどうなるのか、という視点は、脳細胞を増やすとどうなるのか、の視点にそのまま適用するわけにはいかない気もします。
視点2
別視点その2として、動物のニューロン数があります。
各動物のニューロン数はwikipediaによれば下記だそうです
ニューロンの数はヒト<ゾウです。
しかしゾウは体重だけみても6t前後と、人間の1000倍前後の重量差があります。
ゾウは他の動物と比べてもかなり賢い動物のようですが、人間との差はこの体重あたりのニューロン数の差にありそうです。
脳の重さ・大きさというのは、情緒を発達させるためというよりは大きな体を制御する・動作させるために備わっているのかもしれません。
主に大きな体は神経伝達を遠くにまで伝達する必要があるため、ニューロンの巨大化や脳細胞の数の増大を引き起こすようです。
視点3
ニューロンの役割は刺激を選別する事にあります。
外部から流れてきた信号が一定以上であれば、ニューロンは他のニューロンへ信号を伝達します。
一定以下の信号は伝達しません。
赤い色が一定値以上見えたら伝達するニューロンがあり、丸い形をした物体が見えたら伝達するニューロンがあります(おそらく)。
すなわち、ニューロンが増えると、より複雑なものごとを認識できるようになりそうです。
例えば円の集合体を別の図形として認識したり、人の物事の機微の新しいパターンに気づいたり、等。
結論
視点2より、脳を増やす事の効能の1つは、体を大きくする事が可能になる、というものです。
また視点3より、効能の1つは、複雑な物事を認識しやすくなる、というものです。
といった推測でした。