心を獲得するにはどうすればよいかの考察
本来、神経とは刺激が体を動かすための導線のような器官に過ぎなかったと推測する
反射な動作で生存行動を取るだけの機構である と思う
しかしこの神経がなんの因果か、神経単体で集合した
語幹周りは原始的な反応動作を行う神経しかないが
その後の脳では刺激に対する発火しか行わない細胞が大量に集合した
そして、それは記憶という機能を生み出した
刺激によって発火しやすくなった神経が、過去の刺激と同じ筋肉に同じ命令を返すことによって、
まるで、過去のことを覚えているかの
ような機構を作り上げた
つまり心、知性とは記憶なのだ
個人の感想にすぎないが、虫には心を感じない。鳥には感じる。
虫に心を感じないのは主人を記憶しないからだ
鳥に心を感じるのは主人を記憶するからだ
では心を再現するにはどうすればよいか。
刺激を与え特定の脳細胞を発火させる。
発火を続けた脳細胞は、やがて刺激に応じた行動をとるようになる。
これは複雑な動作であれば、はたからみれば記憶となりうる。