youtubeAPIを使ってyoutubeのライブ配信のチャットを取得(C++)①
Visual C++にcurl(libcurl)を導入
※パスやらコンパイルやら手探りで試したため情報が荒いです
経緯
youtubeのAPIにc++へアクセスしたい件があったのでその前段階として実施
VisualC++は外部へのURLへアクセスする機能を単体ではおそらく持たず、やむなく導入した。
手順
・下記よりcurlをダウンロード・解凍
https://curl.se/download.html
curl-7.xx.0.zip
・Visual Studio 開発者コマンドプロンプトを起動
・コマンドプロンプト上で下記を実行
フォルダ移動
cd (curl-7.xx.0.zipを解凍したフォルダ)\curl-7.75.0\winbuild
nmake実行
nmake /f Makefile.vc mode=dll MACHINE=x86
⇒成功していれば１つ上の階層にbuilds フォルダが生成され、下記が作成される
libcurl-vc-x86-release-dll-ipv6-sspi-winssl
libcurl-vc-x86-release-dll-ipv6-sspi-winssl-obj-curl
libcurl-vc-x86-release-dll-ipv6-sspi-winssl-obj-lib
(libcurl-vc-x86-release-dll-ipv6-sspi-schannelかも)
・Visual Studio C++設定
以後は「libcurl-vc-x86-release-dll-ipv6-sspi-winssl」の下にある
・bin/libcurl.dll
・include/curl
・lib/libcurl.lib
を使用します
VisualC++でcurl.libを使うVisualC++プロジェクトのフォルダに上記の
bin
include
lib
の３フォルダをコピー
・パス通し
Visual Studio を起動
「メニュー」→「プロジェクト」→「プロパティ」のウインドウで
「C/C++」→「全般」→「追加のインクルードディレクトリ」に include までのフルパスを追加
「リンカー」→「全般」→「追加のライブラリディレクトリ」に lib までのフルパスを追加
「リンカー」→「入力」→「追加の依存ファイル」に libcurl.lib を追加
・テスト
https://qiita.com/alaif-net@github/items/e4432c374985dc38e038
のc++用テストプログラムをVisualC++プロジェクトのソースファイルにコピペ
デバッグできたらOK
デバッグ後、実行すると libcurl.dll がありませんと警告が出るので
作成した exe ファイルと同じ場所に libcurl.dll をコピー
再度デバッグ・実行するとテストプログラムで指定したURLに接続している
